なぜ掌紋+静脈が本命の技術なのか

いま世界のキャッシュレス/ID 認証市場では、「手のひらをかざすだけ」という非接触 UX が急速に主流化しつつあります。
中国では2023 年にサービスを開始し、コンビニ・地下鉄・ガソリンスタンドへと短期間で拡大。ユーザーのリピート利用率は顔認証決済を大きく上回る結果が報告されています。
こうした爆発的な浸透を支えるのが、米国Mentrix 社のデュアルモーダル・カメラです。
掌紋(表層)と手のひら静脈(深層)の2つの生体情報を同時に取得することで、「高精度」「高セキュリティ」「高汎用性」を両立します。
Gen-paの特徴
・掌紋+手のひら静脈の2 要素を1 回のスキャンで取得
・直径85 mm/厚さ19.9 mm、動作距離5–12 cm の超小型・薄型モジュール
・低照度でも鮮明なIR/RGB 画像を生成し、暗所や逆光でも誤認識を抑制
・暗号チップ内蔵で撮像データをその場で署名・改ざん防止
・USB-Type-C 給電のみでAndroid・Windows・Linux に即接続可能
2種類のソリューションを展開計画
システムインテグレーター(SIer)向けの開発キット(SDK)も販売開始します。
決済会社との連携、POSとの連携、自販機との連携
ユーザーがスマホアプリ(または店頭KIOSK)で決済アカウントと手のひら情報を紐づけておく。
登録は1回だけ。後は「手をかざす」だけで支払い可能。
ユーザーがセルフレジや券売機で商品・サービスを選ぶ。
従来のPOS操作と同じ。
ユーザーが端末に手をかざす。
ガイド不要。所要時間1秒弱。
端末 → 認証サーバで本人確認 → 連携済み決済口座に請求。
認証・オーソリ合わせて1~2秒。
端末が「決済成功」を表示/音声案内。レシートや電子レシートを発行。
ユーザー体験は「かざして終わり」。
入口の端末で予約番号 or QR を読み取り、手のひらを紐づけ。
紐づけは1~2秒。以降の滞在中は「てをかざす」だけで全サービスが利用可能。
手のひらで改札・フラッパーゲートが自動解放。
入場券やカードをかざす動作が不要。再入場も同じ手順。
売店・自販機で手をかざして購入。取引は滞在アカウントに一時計上。
各店舗での決済操作を省略し、チェックアウト時に一括清算。
スマートロッカーの施錠/開錠客室前のハンドル横センサーに手をかざす → 施錠/解錠
物理キー・IC カード無し。紛失リスクゼロで再発行手続きも不要。
診察室・検査室前で手認証 → 電子カルテに患者 ID を連携。
誤投薬・取り違え防止。タグ装着やバーコード照合の手間を削減。
インフォメーション端末で手をかざすと、属性・言語設定を自動取得し案内開始。
ユーザーが氏名や会員グレードを口頭入力せずにパーソナル応対。
出口 KIOSK で手をかざす → 館内利用額・宿泊費を自動集計 → 一括決済。
レシート発行・ポイント付与まで完了し、そのまま退館。
Gen-pa 各利用シーンイメージ
手でかざすだけ!ホテル・温浴施設・病院など、さまざまなシーンで入室・認証・決済が、スマートで快適な体験を実現します。

ホテル客室錠

患者確認

チェックイン

チェックアウト

ロッカー錠

入場ゲート

購買登録

キャッシュレス決済
Gen-pa ハードウェア紹介
施設の状況に合わせて4種類の製品からお選びいただけます。
卓上に配置し、手のひらの登録や照合に用います。

様々なインターフェースを持ち、他社ハードを制御できます。

Android搭載ハンディ端末。固定アームに配置して卓上タイプとしても利用可能です。

システムインテグレーター(SIer)向けの開発キット(SDK)も販売開始します。
Windows, Linux, Android対応の認証デバイス。



